2022年11月

アブラハムの信仰

ローマの信徒への手紙4章13~25節 牧師 常廣澄子 本日はローマの信徒への手紙の4章から信仰について考えていきたいと思います。今、私たちは見える世界の中にいますが、信仰というのは目に見えない世界のことです。1節に「肉によるわたしたちの先祖アブラハム」という言葉がありますが、私たち人間は身体という肉体を持っていますから、肉に従って生きています。つまり生から死へという生き方です。しかし、信仰の世界、見えない世界に目を向けた時、そこには霊による生き方、死から生へというよみがえりの人生に生きる生き方があるのです。私という人間を、神から支えられている者、神と関わる霊的な人格として認識するということです。

五千人の供食

ルカによる福音書 9章10~17節 牧師 永田邦夫      先週、13日の主日礼拝には、シンガポール国際日本語教会牧師、伊藤世里江先生をお迎えしての礼拝に、沢山の方々の出席をいただき、本当に恵まれた時を持つことが出来ました。先ずこのことを、主なる神に感謝いたします。わたくしたちの志村バプテスト教会は、60有余年の歴史と共に、世界に向けての大きな広がりをもっていることも、また改めて感じさせられた時でした

つながれば、生きる

コリントの信徒への手紙一 12章22~27節 シンガポール国際日本語教会牧師 伊藤世里江   聖書:22それどころか、体の中でほかよりも弱く見える部分が、かえって必要なのです。23わたし

巻物を解かれる方

ヨハネの黙示録 5章1~14節 牧師 常廣澄子        ヨハネの黙示録は、著者ヨハネが見た幻について書かれています。この幻は神がヨハネにお示しくださった啓示ということができます。しかしこの幻は大変奇妙で何のことかなかなか分かりづらいのです。そしてそれを見越したかのように、繰り返し繰り返し、「耳ある者は、霊が諸教会に告げることを聞くが良い。」と語られています。今これを読む私たちもまた、心の目、霊的な目を開いてこの幻を見、また霊の耳をしっかり開いて聞いていきたいと思います。