コリントの信徒への手紙 一 10章23節~11章1節 牧師 常廣澄子 2018年の秋に、特別音楽礼拝(賛美:澤田ルツ子さん、ピアノ伴奏:玉川早苗さん)があり、その時、ラテン語「ソリ・デオ・グローリア!」日本語に訳すと「ただ神にのみ栄光!」という言葉を教えていただきました。神を信じる信仰によって数多くの素晴らしい音楽を世に出した、ヨハン・セバスチャン・バッハは、自分の作った曲の最後にその頭文字の「S・D・G」を書き残しているそうです。これは今日お読みした聖書個所で、パウロが語っている言葉に通じるものです。「(31節)だから、あなたがたは食べるにしろ飲むにしろ、何をするにしても、すべて神の栄光を現すためにしなさい。」これは神を信じるすべての人が、その人生のモットーにしている言葉かもしれません。
2023年06月
コリントの信徒への手紙一
すべてを神の栄光のために
ルカによる福音書
待つ、父
ルカによる福音書 15章11~32節 シンガポール国際日本語教会牧師 伊藤世里江 昨年11月に伊藤が志村教会に来てから、半年余りの間に、教会の大切な方々を続けて、天に送る経験をされたことを思います。シンガポールでも、訃報の連絡が入るのですが、その時に、なになにさんは、天の家にお帰りになりましたというように書かれてきます。Went back to Home 家に帰る、地上の仮の住まいから、永遠の天の住まい、家賃の心配も、雨漏りも心配しなくていい、契約更新の必要もない、天の永遠の住まいへと居を移す。クリスチャンの地上での別れのとらえ方は、悲しく寂しいけれども、ポジティブです。辛いけれども絶望ではない。地上では辛いことも次々と経験する。しかし、どっこい、それは絶望で終わることはない。その先の永遠の希望へと導かれていく。天に帰ると考えるときに、わたしが思う聖書の箇所は、いわゆる放蕩息子の帰郷の箇所です。
ルカによる福音書
収穫のための働き人
ルカによる福音書 10章1~16節 牧師 永田邦夫 本日も、ルカによる福音書からのメッセージをご一緒に聞いて参りましょう。本日の説教題は、ご案内の通り「収穫のための働き人」です。ここでの「収穫」とは、御国のために、主なる神ご自身が中心となって収穫される、その「収穫」のこと、そしてこれを受け「働き人」とは、御国に連なって、主のために用いられて働く「働き人」のこと、今日のわたくし達も、その一人一人です。
ヨハネの黙示録
巻物を取って食べよ
ヨハネの黙示録 10章1~11節 牧師 常廣澄子 ヨハネの黙示録を読み進めてきて、本日は10章に来ました。著者ヨハネは霊に満たされて天の幻を見ています。地上にいる私たちも霊の目を天に向け、天上の礼拝の様子や、霊が伝えることを自分の心のスクリーンに描いていきたいと思います。