コリントの信徒への手紙 一 15章1~19節 牧師 常廣澄子 私たち主を信じる者は毎日聖書を読みます。聖書が私たちの人生を導く指針であるからです。
テモテへの手紙二3章16節には、「聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。」と書いてあります。聖書が神の言葉であるということを語っているのですが、もう少し具体的に考えてみたいと思います。
コリントの信徒への手紙一
コリントの信徒への手紙 一 15章1~19節 牧師 常廣澄子 私たち主を信じる者は毎日聖書を読みます。聖書が私たちの人生を導く指針であるからです。
テモテへの手紙二3章16節には、「聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。」と書いてあります。聖書が神の言葉であるということを語っているのですが、もう少し具体的に考えてみたいと思います。
使徒言行録
使徒言行録 7章44~53節 牧師 常廣澄子 この7章には、ステファノが語った長い説教が書かれています。これまで43節まで読んできました。本日もその続きから学んでいきたいと思います。このステファノは、十二使徒たちを助ける働きをするために、教会が選んだ「霊と知恵に満ちた評判の良い七人」の中の一人です。一般には初代教会の最初の執事として考えられています。6章8節にありますように、彼は恵みと力に満ち、すばらしい不思議な業としるしを人々の間で行っていました。彼は弁舌にもたけていたようで「(6章9節)ところが、キレネとアレクサンドリアの出身者で、いわゆる『解放された奴隷の会堂』に属する人々、またキリキア州とアジア州出身の人々などのある者たちが立ち上がり、ステファノと議論した。(10節) しかし、彼が知恵と“霊”とによって語るので、歯が立たなかった。」とあります。 そこで、彼らは次の11節にあるように、人々を唆して、「わたしたちは、あの男がモーセと神を冒涜する言葉を吐くのを聞いた」と言わせて、民衆、長老たち、律法学者たちを扇動して、ステファノを襲って捕らえ、最高法院に引きだしたわけです。その時、大祭司はじめ最高法院に連なる律法学者たちを前にして語ったのがこの7章です。
ルカによる福音書
ルカによる福音書 13章31~35節 牧師 永田邦夫 本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒にお聞きして参りましょう。 本日箇所の始めの31節には「ちょうどそのとき」とありまして、例によってこの箇所も、前の段落から続いていることが示されています。 よって、前の段落の内容を初めに確認してから本日箇所に入りましょう。
ヨハネの黙示録
ヨハネの黙示録 16章1~21節 牧師 常廣澄子 ご一緒にヨハネの黙示録を読み進めていますが、黙示録に書かれている御言葉を語っていくのは大変難しいことです。この御言葉が私たちに伝えようとしていることはいったいどういうことなのか、実際のところ、それはなかなか理解しがたくてわからないことがたくさんあるからです。しかしながら、ヨハネが見た幻は、信仰を持って生きる者への励ましであり、イエスが勝利者として今天におられ、私たちを導いておられることを心から感謝したいと思います。
使徒言行録
徒言行録 7章17~43節 牧師 常廣澄子 お読みいただいた個所は、ステファノが語った長い説教の中の一部分です。前回は16節までを読んで、栄光の神についてお話ししました。アブラハムを導かれた神は、妬みによって奴隷として売られたヨセフの人生にも伴われ、遂にヨセフはエジプトの大臣となって、父ヤコブや兄弟たち、親族一同をエジプトに呼び寄せることになったわけです。そして17節にありますように、その後、イスラエルの民はどんどん増えて大きな民となり、エジプト中に広がっていきました。
ルカによる福音書
ルカによる福音書 13章22~30節 牧師 永田邦夫 本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒にお聞きして参りましょう。 主イエスは、天に上げられる時期が近づいたとき、エルサレム行きを決意されてから(ルカによる福音書9章51節)、その目的地であるエルサレムに上って行かれる(19章28節)まで、その道中では、弟子たちに対しては勿論のこと、イエスの元に集まって来た多くの人々に対しても、数々の教えを告げ知らせながらの旅でした。
ヨハネの黙示録
ヨハネの黙示録 15章1~8節 牧師 常廣澄子 グローバル世界に生かされている私たちは、日々、新聞やテレビやインターネット等の情報で、考えられないような事件や出来事を目や耳にするようになりました。世界では今のこの時も戦争が続けられ、各地で悲惨な恐ろしい出来事が起こり、何の罪もない多くの人たちが殺されています。人間世界に起こっているこの戦争というおぞましい出来事はいつまでたっても収束に至りません。残念なことに、世界の平和のために設立された国際連合は、当事国の反対や拒否権によって現状では正常に機能していません。こういう状況を見捨てておけないと、多くの国々が立ち上がり、多くの人たちが反対を叫んでいますが、どうにもならない状況に陥っています。ニュースを見る度に、ただただ無力感を感じてしまうことが多々あります。
使徒言行録
使徒言行録 7章1~16節 牧師 常廣澄子 おお読みいただいた個所は、新共同訳聖書では、その段落のタイトルが「ステファノの説教」となっています。2節から53節まで、ステファノが語った実に長大な説教が書かれているのです。これは、すぐ前の6章11節~14節に「そこで、彼らは人々を唆して、『わたしたちは、あの男がモーセと神を冒涜する言葉を吐くのを聞いた』と言わせた。また、民衆、長老たち、律法学者たちを扇動して、ステファノを襲って捕らえ、最高法院に引いて行った。そして、偽証人を立てて、次のように訴えさせた。『この男は、この聖なる場所と律法をけなして、一向にやめようとしません。わたしたちは、彼がこう言っているのを聞いています。『あのナザレの人イエスは、この場所を破壊し、モーセが我々に伝えた慣習を変えるだろう。』」と書かれているように、ステファノは、エルサレム神殿とそれにまつわる儀式や律法に逆らって神とモーセを冒涜したと偽証されて捕らえられてしまったのですが、連れて行かれた最高法院で、大祭司や居並ぶ律法学者たちを前にして、堂々と弁明したのがこの演説なのです。使徒言行録には、この他にもペトロが語った説教や、パウロが語った演説がありますが、その中でもここで語られたステファノの説教が一番長いものです。
使徒言行録
使徒言行録 2章1~13節 牧師 常廣澄子 本日はペンテコステ(聖霊降臨)の感謝礼拝です。お読みいただいたところには、イエスが天にお帰りになる前、弟子たちに約束されていた聖霊が降って来た様子が生き生きと書かれています。それまで恐れと不安の中で隠れていた信徒たちは、この出来事の後、聖霊に満たされて見違えるように大胆に主の福音を語り始めました。そしてそこに、教会という神を礼拝する民、福音を伝道する共同体ができていったのです。それで、ペンテコステ(聖霊降臨)が教会の誕生日だと言われるようになりました。
ルカによる福音書
ルカによる福音書 13章10~17節 牧師 永田邦夫 本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒に聞いて参りましょう。 本日箇所は標記の通り、13章10節から「安息日に、イエスはある会堂で教えておられた。」と始まっています。