エレミヤ書6章13~17節 牧師 常廣 澄子 エレミヤ書はイスラエル民族の歴史に深く根差した預言書ですが、それら預言の言葉は過ぎ去った歴史に埋もれてしまって、死んだ文書になってしまったのではありません。エレミヤ書は、紀元前6世紀頃、滅びの坂を転げ落ちるようにして国を失い、故郷を失い、神の約束を見失ってさまよっているイスラエルの民に対して、忍耐強く語りかける神がおられたことを証しているのです。そしてその言葉は、時を超えて今に至るまで、現実世界に生きている私たち一人ひとりに、生きた言葉として語りかけています。