この詩編は神の啓示を称える歌でもあります。「啓示」というのは、創造者である神が、神のその偉大な真理を人間に伝えることです。この詩編には、始めに「自然を通して示される神の啓示」次は「律法を通して示される神の啓示」最後にそれらをまとめて「神の啓示を受け入れた人の信仰による応答」が美しく書かれています。山であれ川であれ、木々も岩も自然界のあらゆるものは、それをお創りになった神の知恵や力、御性質、つまり神の栄光のすべてをもって絶えず私たちに語りかけています。多くの科学者が自然を研究すればするほど、神が存在すること、神の言葉である聖書が確かな真理であることを証言しています。私たちも自然に触れる時、創り主である神を想い、神からのメッセージを聞き取りたいと思います。