ルカによる福音書

自分の十字架を背負う

ルカによる福音書 14章25~33節 牧師 永田 邦夫     ルカによる福音書の本日箇所について、共観福音書では、マタイによる福音書に僅か二行だけの記事があるのみですので、本日の説教箇所は、ルカによる福音書だけの独自記事とみてよいと思います。

謙遜の心

ルカによる福音書 14章7~14節 牧師 永田邦夫      本日箇所の冒頭7節には「イエスは、招待を受けた客が上席を選ぶ様子に気づいて、彼らにたとえを話された。」とありまして、このたとえは14節まで続いています。また、出来事としては、14章に入りましてから、1節から24節までが一つの大きな流れをなしていますので、これを先に確認しておきましょう。

安息日のいやし

ルカによる福音書 14章1~6節 牧師 永田邦夫        本日は八月第一主日の礼拝です。この月も、主の御導きと、そして恵みを沢山いただきながら、皆さんと共に歩んでいきましょう。ところで、八月と言いますと我が国では、特に年配者にとっては、辛い経験や悲しい思い出が沢山ある月です。それは第二次世界大戦のことです。そして、今この時も世界には戦争や争いが続いています。どうか一日も早く、それらの戦争が終わりますようにと願うばかりです。

十字架に向かって

ルカによる福音書 13章31~35節 牧師 永田邦夫     本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒にお聞きして参りましょう。 本日箇所の始めの31節には「ちょうどそのとき」とありまして、例によってこの箇所も、前の段落から続いていることが示されています。 よって、前の段落の内容を初めに確認してから本日箇所に入りましょう。

狭い戸口から

ルカによる福音書 13章22~30節 牧師 永田邦夫  本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒にお聞きして参りましょう。 主イエスは、天に上げられる時期が近づいたとき、エルサレム行きを決意されてから(ルカによる福音書9章51節)、その目的地であるエルサレムに上って行かれる(19章28節)まで、その道中では、弟子たちに対しては勿論のこと、イエスの元に集まって来た多くの人々に対しても、数々の教えを告げ知らせながらの旅でした。

解放の時

ルカによる福音書 13章10~17節 牧師 永田邦夫     本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒に聞いて参りましょう。 本日箇所は標記の通り、13章10節から「安息日に、イエスはある会堂で教えておられた。」と始まっています。

実りを待つ主人

ルカによる福音書 13章1~9節 牧師 永田邦夫        本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒に聞いて参りましょう。13章1節は「ちょうどそのとき、何人かの人が来て」との書き出しで始まっていますが、この表記は、前の段落とも関連した出来事がまた起ころうとしている、ということですので、先にそれを確認していきましょう。 前回(三月)の説教は、12章48節まででして、わたしたちが「再臨の主を待ち望む姿勢」に関する内容の説教でした。その後、本日箇所までの聖書個所について、その内容を見ていきますと、その「再臨の主を待つ期間に、人々が気を付けなければならない注意事項」が記されていることが分かります。

共に歩まれるイエス

ルカによる福音書 24章13~35節 牧師 常廣澄子      皆さま、イースターおめでとうございます。本日の礼拝は、イエス様が死を打ち破って復活されたことを喜び祝うイースターの礼拝です。イエス様の復活がなかったならキリスト教も教会も存在していません。イースターはクリスマスと同じように私たちにとって喜びと感謝の日です。

忠実で賢い管理人

ルカによる福音書 12章35~48節 牧師 永田邦夫     本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒に聞いて参りましょう。本日箇所の冒頭35節は「腰に帯を締め、ともし火をともしていなさい。」と唐突に始まっています。それは、この箇所も前方の段落と関連あることを示していますので、始めに、そのことを確認しておきましょう。12章に入りますと、1節に「数えきれないほどの群衆が集まって来て」とありますことから、主イエスは大勢の群衆を前にしながら、弟子たちに対し「ファリサイ派の人々のパン種に注意しなさい。」との注意を促す言葉から始まっています。

天に宝を積む

ルカによる福音書 12章13~34節 牧師 永田邦夫     本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒に聞いて参りましょう。早速ですが冒頭13節は、「群衆の一人が言った。」との書き出しで、前の段落との繋がりを示していますので、そのことを先に見ておきましょう。