ルカによる福音書

十字架に向かって

ルカによる福音書 13章31~35節 牧師 永田邦夫     本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒にお聞きして参りましょう。 本日箇所の始めの31節には「ちょうどそのとき」とありまして、例によってこの箇所も、前の段落から続いていることが示されています。 よって、前の段落の内容を初めに確認してから本日箇所に入りましょう。

狭い戸口から

ルカによる福音書 13章22~30節 牧師 永田邦夫  本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒にお聞きして参りましょう。 主イエスは、天に上げられる時期が近づいたとき、エルサレム行きを決意されてから(ルカによる福音書9章51節)、その目的地であるエルサレムに上って行かれる(19章28節)まで、その道中では、弟子たちに対しては勿論のこと、イエスの元に集まって来た多くの人々に対しても、数々の教えを告げ知らせながらの旅でした。

解放の時

ルカによる福音書 13章10~17節 牧師 永田邦夫     本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒に聞いて参りましょう。 本日箇所は標記の通り、13章10節から「安息日に、イエスはある会堂で教えておられた。」と始まっています。

実りを待つ主人

ルカによる福音書 13章1~9節 牧師 永田邦夫        本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒に聞いて参りましょう。13章1節は「ちょうどそのとき、何人かの人が来て」との書き出しで始まっていますが、この表記は、前の段落とも関連した出来事がまた起ころうとしている、ということですので、先にそれを確認していきましょう。 前回(三月)の説教は、12章48節まででして、わたしたちが「再臨の主を待ち望む姿勢」に関する内容の説教でした。その後、本日箇所までの聖書個所について、その内容を見ていきますと、その「再臨の主を待つ期間に、人々が気を付けなければならない注意事項」が記されていることが分かります。

共に歩まれるイエス

ルカによる福音書 24章13~35節 牧師 常廣澄子      皆さま、イースターおめでとうございます。本日の礼拝は、イエス様が死を打ち破って復活されたことを喜び祝うイースターの礼拝です。イエス様の復活がなかったならキリスト教も教会も存在していません。イースターはクリスマスと同じように私たちにとって喜びと感謝の日です。

忠実で賢い管理人

ルカによる福音書 12章35~48節 牧師 永田邦夫     本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒に聞いて参りましょう。本日箇所の冒頭35節は「腰に帯を締め、ともし火をともしていなさい。」と唐突に始まっています。それは、この箇所も前方の段落と関連あることを示していますので、始めに、そのことを確認しておきましょう。12章に入りますと、1節に「数えきれないほどの群衆が集まって来て」とありますことから、主イエスは大勢の群衆を前にしながら、弟子たちに対し「ファリサイ派の人々のパン種に注意しなさい。」との注意を促す言葉から始まっています。

天に宝を積む

ルカによる福音書 12章13~34節 牧師 永田邦夫     本日もルカによる福音書からのメッセージをご一緒に聞いて参りましょう。早速ですが冒頭13節は、「群衆の一人が言った。」との書き出しで、前の段落との繋がりを示していますので、そのことを先に見ておきましょう。

聖霊の助け

ルカによる福音書 12章1~12節 牧師 永田邦夫      2024年の年頭から能登地方を震源とする巨大地震があり、また世界で続いています戦争も未だ止むことを知らず、本当に厳しい年の幕開けとなりました。斯様な中でわたしたちに出来ることは、「この世界が、そして日本が、神のみ旨に沿って歩み、少しでも良くなっていくように」と祈り続けることです。

すべての民の大きな喜び

ルカによる福音書 2章8~20節 牧師 常廣澄子        皆さん、クリスマスおめでとうございます。厳しい社会状況の中ですが、今年もこのように、ご一緒にクリスマス礼拝をお捧げできますことを心から感謝いたします。  日本も例外ではありませんが、今、世界情勢は誠に危機的なところに置かれています。世界の各地で戦争や争いが止まず、連日、尊い命が奪われています。日々報道されるこれらの悲惨なニュースに私たちの心は痛み、悲しみとやり場のない怒りで満ちています。そのような中で迎える今年のクリスマスです。世界中の人達にとって、今まで以上に平和を願い、神の救いを願う気持ちが強くなっているように思います。神の御子がこの世にお生まれになったというこのクリスマスの出来事は、二千年前に、神がこの人間社会に介入されたという、驚くべき出来事ですが、神の御子は今、この時にも私たちのところに来ておられること、神にある平和はここにあるのだということを御言葉から聞いていきたいと思います。

神は内側も造られた

ルカによる福音書 11章37~54節 牧師 永田邦夫     待降節の第三週の主日礼拝を迎えまして、アドベント・クランツにはローソクが三本灯され、明るさも増しております。この灯は「世の光」として来られたイエス・キリストの象徴でもあります。本日の説教箇所の初めの37節が、「イエスはこのように話しておられたとき」と始まっていて、この段落は直前の「体のともし火は目」の箇所とも内容的に関連があることが分かります。それを先に見ていきましょう。