ルカによる福音書

待つ、父

ルカによる福音書 15章11~32節 シンガポール国際日本語教会牧師 伊藤世里江       昨年11月に伊藤が志村教会に来てから、半年余りの間に、教会の大切な方々を続けて、天に送る経験をされたことを思います。シンガポールでも、訃報の連絡が入るのですが、その時に、なになにさんは、天の家にお帰りになりましたというように書かれてきます。Went back to Home 家に帰る、地上の仮の住まいから、永遠の天の住まい、家賃の心配も、雨漏りも心配しなくていい、契約更新の必要もない、天の永遠の住まいへと居を移す。クリスチャンの地上での別れのとらえ方は、悲しく寂しいけれども、ポジティブです。辛いけれども絶望ではない。地上では辛いことも次々と経験する。しかし、どっこい、それは絶望で終わることはない。その先の永遠の希望へと導かれていく。天に帰ると考えるときに、わたしが思う聖書の箇所は、いわゆる放蕩息子の帰郷の箇所です。

収穫のための働き人

ルカによる福音書 10章1~16節 牧師 永田邦夫      本日も、ルカによる福音書からのメッセージをご一緒に聞いて参りましょう。本日の説教題は、ご案内の通り「収穫のための働き人」です。ここでの「収穫」とは、御国のために、主なる神ご自身が中心となって収穫される、その「収穫」のこと、そしてこれを受け「働き人」とは、御国に連なって、主のために用いられて働く「働き人」のこと、今日のわたくし達も、その一人一人です。

主はよみがえられた

ルカによる福音書 24章1~12 牧師 常廣澄子 イースターおめでとうございます。本日は、イエス・キリストの復活を喜び感謝し、そのことをお祝いするイースター礼拝です。 このキリストの復活という出来事は、キリスト教信仰の最も中心にあるものです。毎週日曜日に行われる主の日の礼拝は、このイエスの復活を記念する礼拝であることは言うまでもありません。今では「復活」という言葉をいろいろなところで自然に使っていますが、「復活」つまり「死人のよみがえり」ということは、受け取りようによっては、不気味なことです。しかし、キリスト者ははっきりそのことを信じるという信仰告白をいたします。なぜならイエスの復活という出来事こそが人間の罪の贖い、つまり救いの完成だからです。けれどもこの復活ほど、私たち現代人にとって理解し難くて分かりにくいものはないのです。実を言えば、イエスの弟子たちでさえも、当初はイエスの復活を信じることができませんでした。

十字架に向かって

ルカによる福音書 9章51~62節 牧師 永田邦夫      本日は2023年度に入りまして最初の主日礼拝です。そして、イースター前の受難節、わたしたちは、主イエスさまの十字架の受難のことに思いを馳せながら、この時を過ごしております

互いに受け入れ合う

ルカによる福音書 9章46~50節  牧師 永田邦夫       本日は3月第二週の主日礼拝です。また昨日の3月11日は、12年前に起きた東日本大震災を記念する日でした。また世界では、約一か月前に発生したシリア、トルコでの大地震があります。このように、突然起こるかもしれない大きな地震や自然災害に対して、わたしたちは普段からの心備えが大切であることを、また改めて考えさせられているときでもありました。

悪霊追放

ルカによる福音書 9章37~45節 牧師 永田邦夫      本日は、二月第二週の主日礼拝となりました。本日も引き続いて、ルカによる福音書からのメッセージをご一緒に聞いて参りましょう。先ほどお読みいただいた箇所から「悪霊追放」と題しての説教です。その中心的な出来事は、“ある男の人に一人息子がいて、その息子が悪霊に取りつかれて苦しんでいるので、どうか見てやって欲しい、とのある男(父親)からの依頼に、イエスさまが応じられ、その子を癒して、父親にお返しになった”という出来事です。さらのその後に続いて、イエスさまによる、二回目の十字架予告の記事があり、これを含めての出来事が本日の説教箇所となっております。

変貌のイエス

ルカによる福音書 9章28~36節 牧師 永田邦夫      新しい年、2023年が明けて、本日は第二週の主日礼拝となりました。どうか今年も主の御心に聞きながら、皆さまと共に歩み、そして、聖書が示すメッセージを皆さまにお届けしていきたいと願っております。本日は「変貌のイエス」と題し、ルカによる福音書からのメッセージです。

イエス、死と復活を予告

ルカによる福音書 9章21節~27節 牧師 永田邦夫     本日は、待降節の第三週の主日礼拝です。また、クリスマス礼拝も二週間後に近づいています。そのことにも思いを馳せながら、この時期を過ごしていきたいと願っています。

五千人の供食

ルカによる福音書 9章10~17節 牧師 永田邦夫      先週、13日の主日礼拝には、シンガポール国際日本語教会牧師、伊藤世里江先生をお迎えしての礼拝に、沢山の方々の出席をいただき、本当に恵まれた時を持つことが出来ました。先ずこのことを、主なる神に感謝いたします。わたくしたちの志村バプテスト教会は、60有余年の歴史と共に、世界に向けての大きな広がりをもっていることも、また改めて感じさせられた時でした

十二使徒の派遣

ルカによる福音書 9章1~9節 牧師 永田邦夫        本日も、ルカによる福音書からのメッセージをご一緒に聞いて参りましょう。司会者からお読みいただいた箇所から、「十二使徒の派遣」と題しての説教です。なお、